園長あいさつ

2006/09/26

*よく遊びよく学べ!思いやりのある元気な子!*

 平成27年度から幼保連携型認定こども園に移行しました。3歳以上の保育園児にも質の高い幼稚園教育を受けさせたい保護者の方には朗報です。又未満児も正式の園児として受け入れることができ、子どもの年齢や親の就労に関係なく、同じ園で一貫して保育と教育を受けることができます。
 幼児は集団生活の中で友達との触れ合いを通して、社会の一員としての生き方を学び、遊びを通して単なる知識ではなく「智恵」を育んでいきます。豊かな感性と表現力を身につけた生き生きとした子供達が育つには適切な環境が必要です。
 当園は教育環境として天然芝の広い運動場をはじめ、施設設備の充実に力を入れるとともに、人間が本当の人間になるために最も大切な心の基礎が幼児期に形成されることに想いをいたし、毎日、のの様(仏さま)にお参りすることで、「おかげさま」「ごめんね」「ありがとう」の心を育んでまいりました。21世紀を真に平和で住み良い世界にするため、命を大切にする合掌の心を礎に、思いやりのある優しい心で元気いっぱい世界に羽ばたいてもらいたいと願っているからです。
 また、人的環境としての保育教諭の資質向上のための研修、そして父母の親としての自覚と本当の幼児教育への理解を促すべく親育ちの為の講演会、クラス別保育参観や合同保育参観等を積極的に行っています。一方、少子化や母親の孤立化の深刻な悩みにに対処するため、父母の会とも協力して、子育て支援やPTA活動にも力を入れています。幼保連携型認定こども園として地域の子育て支援センターとしての役割を十分果たせるようこれからも頑張って参ります。
 幼児教育保育80年の伝統の中、いつもこども達の将来を見つめてきた当園に、皆様のかけがえのない大切な子供達を迎えることを、心から楽しみに待っています。
                                           合掌

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