２月１５日はお釈迦様のお亡くなりの日、「涅槃会」でした。

お釈迦様がお亡くなりの時は、人だけでなく獣も鳥もみんな集まって別れを惜しみました。

このお話は、お釈迦様が全ての命を平等に尊んで生きられたことを表します。

そして近くにあった「沙羅双樹の白いお花」までも咲きました。植物も命だからです。

このことから元々はもち米のモミを炒ったら白いお花のように膨らみますので、それを頂いてお釈迦様の教えを聞き、偲ぶ

というのが「花いり１５日」という伝統行事です。

明朗幼稚園では、今はポップコーンを作って、お釈迦様の教えのことを考える行事にしています。

一昨日に花いり１５日の行事のことと、ポップコーンを作ることを子どもたちには伝えていたので、すごく楽しみにしてくれていました。

写真ではわかりにくいですが、がっつき方がすごかったですよ。

このあと、本堂の阿弥陀様に作ったポップコーンをお供えして、お参りしました。

涅槃会は「お別れ」のことを考える行事です。大切な方との「お別れ」は辛いですが、時に本当に大切なことを教えてくれます。

明日お別れすることがわかっていたら、誰が好んで争うでしょうか。なので、大切に受け止めてね。

子どもたちにお話をしたら、いつになく真剣に聞いてくれていた気がしました。